米著名投資家のウォーレン・バフェット氏
2月23日、米著名投資家のウォーレン・バフェット氏(写真)は、自身が率いるバークシャー・ハサウェイの株主に対し、株価の値動きをあまり気にするべきではない、とずっと言い続けてきた。ワシントンで2015年10月撮影(2019年 ロイター/Kevin Lamarque)

[23日 ロイター] - 米著名投資家のウォーレン・バフェット氏(88)は、自身が率いるバークシャー・ハサウェイの株主に対し、株価の値動きをあまり気にするべきではない、とずっと言い続けてきた。

 だがそれは、もはや過去の話だ。

 バフェット氏は23日、毎年恒例の株主に宛てた手紙の中で、バークシャーの株価はやがて「業績を測る最適な評価基準を提供」すると語った。

 同時に、社内で起きている変化や予測不能な会計基準により、「かつてのような適合性が失われている」として、資産から負債を引いた純資産に基づく企業評価の方法を重視しなくなるとしている。

 こうした変化は、バフェット氏が何十年にもわたり、投資家や株主たちに説いてきた、忍耐や長期的な考え方からの後退といえる。この考え方は、株式相場が代表するものに対するアンチテーゼとなってきた。