中国本土の株式市場が活況、好材料重なり海外資金流入2月25日、上海と深センにある中国本土株式の取引市場は、政府の市場開放策や国内産業の明るい見通しなど好材料が目白押しで、今年になって外国からの資金流入が急増し、活況に沸いている。北京で2018年12月撮影(2019年 ロイター/Thomas Peter)

[上海 25日 ロイター] - 上海と深センにある中国本土株式の取引市場は、政府の市場開放策や国内産業の明るい見通しなど好材料が目白押しで、今年になって外国からの資金流入が急増し、活況に沸いている。

 上海と深センの両株式取引所への相互取引制度を通じた資金の純流入額は年初から2月22日までが1100億元(164億5000万ドル)と、昨年1─2月の3倍余りに膨らんだ。

 米中貿易摩擦の影響で昨年は大きく下げた株価は反発し、上海総合指数は8ヵ月ぶり高値を付け、年初来の上昇率は19%近くに達した。

 今週は米中貿易協議の進展が中国株と人民元相場を押し上げている。とりわけトランプ米大統領が中国製品への追加関税率引き上げ延期を打ち出すと、株価と人民元は昨年半ば以来の高水準を付けた。

 また中国政府は1月末、資本市場の規制緩和を進め、適格外国機関投資家(QFII)制度と人民元適格外国機関投資家(RQFII)制度を統合して投資対象を拡充する方針を表明。外国人投資家の投資対象をデリバティブや債券レポなどに広げると発表した。