ベトナムのドンダン駅に列車で到着した金委員長2月27日、北朝鮮の金正恩委員長はベトナムのハノイでトランプ米大統領との会談に臨む。写真はベトナムのドンダン駅に列車で到着した金委員長。2月26日、ドンダンで撮影(2019年 ロイター/Stringer)

[ハノイ 27日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長を乗せ、ベトナム国境の駅ドンダンに26日到着した特別列車は、赤と黄色の機関車に引かれていた。その車体には、中国国有鉄道のロゴがはっきり描かれていた。

 トランプ米大統領との会談のため、金委員長が開催国へ外遊するのは今回で2度目だが、どちらも中国から提供された輸送手段でやって来た。これは国際舞台に立て続けに登場することになった若き指導者が、より強力な近隣の大国にいかに頼っているかの表れだ。

 金委員長は昨年6月、中国の国旗が描かれた中国国際航空の旅客機に乗り、史上初となる米朝首脳会談の開催地シンガポールへ向かった。

 南北国境の板門店で行った文在寅(ムン・ジェイン)韓国大統領との2度の会談を除き、中国の習近平国家主席との初会談、そして今回のトランプ大統領との2度目の会談では、ともに中国が提供した機関車が使われた。