マツダが独自開発した配車アプリ
中山間地域での新しい試み

 出迎えてくれたのは、地元の田村眞司さん。地域の自治会長であり、NPO法人元気むらさくぎの専務理事を務める。

 地域住民がコミュニティ活動を行う「文化センターさくぎ」の会議室で45分間ほど意見交換した後、「それじゃ、(デモ走行で)山本さんのお宅に行ってみましょうか」と、一緒に外へ出た。

 駐車場には、外装色ソウルレッドクリスタルメタリックのCX-5。ディーゼルエンジン「SKYACTIV-D」搭載の四輪駆動車だ。

 田村さんは運転席につくなり、慣れた手つきでタブレット端末の操作を始めた。

 手順は、(1)アプリを開き、(2)専用のID番号を入力、(3)表示された車両の中からいま乗車している車両を選択、(4)現時点での走行距離を入力、(5)きょうの運航表から乗車している便を選択。

マツダ独自開発の専用アプリで走行ルートを表示
マツダ独自開発の専用アプリで走行ルートを表示 Photo by Kenji Momota

 すると、運航ルートのリストが表示された。

 S 10:45 文化センターさくぎ
 1 11:12 テスト利用者(山本)
 G 11:40 作木診療所

 Sはスタート、1は途中の立ち寄る場所、Gはゴールを示す。

「文化センターさくぎ」の表示の右側の「出発」ボタンをタッチすると、現在時刻が表示され、この情報が、NTTドコモの通信回線を通じて管理者のパソコンの管理画面に反映された。