ドナルド・トランプ米大統領の元個人弁護士、マイケル・コーエン氏は27日、米下院監視・政府改革委員会で5時間以上にわたって証言した。その内容は、マイノリティーに対するトランプ氏の個人的見解や、納税の回避傾向、彼と性的関係にあったと主張する女性たちへの口止め料支払いの隠蔽(いんぺい)に関与したとされる件など、多岐にわたった。コーエン氏はまた、公開の場での証言に応じた動機についても語った。  以下は27日の証言の一部要点である。 (1)コーエン氏は、口止め料支払いの隠蔽にトランプ氏が直接関与したと語った。