外為市場の変動率低下2月27日、今年に入って主要中央銀行がそろってハト派色を強めたことで、外為相場の動きが小さくなっている。各国通貨。オンタリオの空港で2018年6月撮影(2019年 ロイター/Chris Helgren)

[ロンドン 27日 ロイター] - 今年に入って主要中央銀行がそろってハト派色を強めたことで、外為相場の動きが小さくなっている。相場の変動によって利益を稼ぐトレーダーらは、3月には英国の欧州連合(EU)離脱などの要因が相場を揺さぶってくれると期待している。

 1、2月のユーロ/ドルは、四半期ベースでユーロ発足以来最も狭い値動きとなった。

 米連邦準備理事会(FRB)は利上げ休止の方針を示したが、欧州中央銀行(ECB)も利上げに慎重な姿勢に転じたため、為替レートへの影響は相殺された。

 トランプ米大統領が今週、中国製品への関税引き上げを延期すると表明したことも、相場変動を抑える要因となりそうだ。

 ユーロ/ドルの年初来のレンジは1.1570─1.1234ドルで、値幅は0.03365ドル。ソシエテ・ジェネラルのキット・ジャックス氏によると、四半期の値幅の過去平均は0.09ドルで、昨年第4・四半期は0.0412ドルだった。