3月4日、中国の上海証券取引所に近く創設される「科創板」は、米店頭市場ナスダックのような登録制が採用される予定で、国内では新市場を当て込んだファンドが次々に生まれている。写真は上海で2015年撮影(2019年 ロイター/Aly Song)

[上海 4日 ロイター] - 中国の上海証券取引所に近く創設される「科創板」は、米店頭市場ナスダックのような登録制が採用される予定で、国内では新市場を当て込んだファンドが次々に生まれている。

 ただ、中国には取引が投機に向かいがちな文化的背景があり、熱気の高まりがバブル発生につながる恐れもある。

 中国証券監督管理委員会(証監会、CSRC)のウェブサイトによると、科創板の上場銘柄を対象とするミューチュアルファンドの申請は、受け付け開始の最初の週だけで20件を超えており、まだ上場の意思表示が1件もない状態にもかかわらずファンド業界は強い盛り上がりをみせている。

 加えて中国の投資家は成長銘柄の価値を見極める経験が乏しく、市場関係者の間では以前の創業板(ChiNext)立ち上げ時のようなバブルを警戒する声が高まっている。科創板は1日の最大出来高制限など取引規制がないことがこうした不安の高まりに拍車を掛けている。