野村HDの永井CEOが異例の8年目3月5日、野村ホールディングスが5日に発表した新年度の経営体制で、永井浩二グループCEOの続投が決まった。トップ交代の憶測もあったが、8年目に突入することになった。近年では異例の長期政権だ。都内で2016年撮影(2019年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 5日 ロイター] - 野村ホールディングスが5日に発表した新年度の経営体制で、永井浩二グループCEOの続投が決まった。トップ交代の憶測もあったが、8年目に突入することになった。近年では異例の長期政権だ。ただ、2019年3月期決算は10年ぶりの最終赤字が確実で、海外部門を含めたビジネスモデル改革という大きな課題を背負うことになる。

課題の海外ビジネス

「海外部門のリストラを大胆に進めなければ、もたないのではないか」―─。金融庁のある幹部は、こう指摘する。

 野村HDが今年1月に発表した18年4―12月期決算は、1012億円の最終赤字に転落。このままいくと19年3月期通期は、リーマン危機が直撃した09年3月期以来10年ぶりとなる赤字決算が確実な情勢だ。