みずほが2周遅れの危機、システム関連で巨額減損損失3月6日、みずほフィナンシャルグループが巨額減損損失を計上したことで、三菱UFJフィナンシャル・グループなど他のメガ銀行グループとの距離は広がるばかりだ。2015年5月撮影(2019年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 6日 ロイター] - みずほフィナンシャルグループが巨額減損損失を計上したことで、三菱UFJフィナンシャル・グループなど他のメガ銀行グループとの距離は広がるばかりだ。ライバルが着実に自己資本を積み上げ、海外金融機関などへの出資や買収を進める中、みずほの自己資本の見劣りは明らかだ。「もはや周回遅れどころか2周遅れ」(銀行アナリスト)との指摘も出ている。

店舗の減損、他メガは昨年に計上

「このタイミングで、こんな巨額の減損を計上するとは想定外」―─。ある銀行アナリストは、みずほの突然の損失計上に驚きを隠さなかった。

 みずほが発表した損失6800億円の内訳は、固定資産の減損損失約5000億円、市場部門の米国債の損失計上約1800億円。固定資産の損失のうち、リテール部門にかかわる次期システムも含めたソフトウエアが4600億円、店舗統廃合が400億円と説明する。