バー司法長官3月5日、米大統領選へのロシア介入疑惑の捜査報告書の扱いを巡り、バー司法長官(写真)が苦境に立たされている。ワシントンの米司法省で2月撮影(2019年 ロイター/Yuri Gripas)

[ワシントン 5日 ロイター] - 米大統領選へのロシア介入疑惑の捜査報告書の扱いを巡り、バー司法長官が苦境に立たされている。モラー特別検察官は、近くバー氏に捜査報告書を提出するが、報告書を開示する範囲について、トランプ大統領と議会民主党から相反する要求を突き付けられているためだ。

 捜査報告書の開示問題は、バー氏にとって昨年11月の長官就任以来、最大の試練だ。前任のセッションズ氏は、ロシア疑惑捜査に関与しない考えを示したためトランプ氏に解任された。

 元連邦検察官のマイケル・ゼルディン氏は「バー氏は大統領と議会民主党の両方を満足させなければならず、ひどく困難な状況にある。政治的な悪夢に見舞われている」と述べた。

 モラー氏は、2016年の米大統領選でトランプ大統領陣営がロシアと共謀したか否かと、トランプ氏が違法な司法妨害を行ったかに関する最終報告書をバー氏に提出する。