ホー・チ・ミン氏の霊廟を訪れる金正恩委員長3月6日、米朝首脳会談を終えた北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長が今月、ベトナムの首都ハノイを「親善訪問」した際、北朝鮮とベトナムが共有する共産主義の「遺産」が注目を浴びた。写真はホー・チ・ミン氏の霊廟を訪れる同委員長。ハノイで2日撮影。KCNA提供(2019年 ロイター)

[ソウル 6日 ロイター] - 米朝首脳会談を終えた北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が今月、ベトナムの首都ハノイを「親善訪問」した際、北朝鮮とベトナムが共有する共産主義の「遺産」が注目を浴びた。

 その中でも、長期保存のために防腐処理などが施され、それぞれの首都に安置されている指導者の遺体や、年月を重ねた遺体を永遠に生きているような状態に保つ「エンバーミング」と呼ばれる防腐処理を行うロシアの密かな技術者集団ほど奇妙なものはないだろう。

 トランプ米大統領との首脳会談が物別れに終わった金委員長は2日、ベトナム建国の父であるホー・チ・ミン氏の遺体が安置されたハノイの霊廟を訪れ、花輪を献上した。

 霊廟の内部は暗く、エンバーミング処理されたホー氏の遺体はガラスの棺に安置されており、観光客が絶え間なく見学に訪れる。