3月13日、EUはブレグジット(英国のEU離脱)について、メイ英首相が29日の離脱期日の延期を求めてくる事態を想定している。ロンドンで撮影(2019年 ロイター/Phil Noble)

[ブリュッセル 13日 ロイター] - 欧州連合(EU)はブレグジット(英国のEU離脱)について、メイ英首相が29日の離脱期日の延期を求めてくる事態を想定している。英議会は14日、離脱延期をEUに求めるかどうかの採決を行う。

 英国が正式に延期を要請してきた場合、実現するにはEU加盟27ヵ国全ての同意が必要になる。この問題は21日のEU首脳会議で話し合われる見通しだ。

 EUのトゥスク大統領は首脳会議に向け、15日にオランダのルッテ首相、18日にメルケル独首相とマクロン仏大統領、19日にアイルランドのバラッカー首相とそれぞれ会談する。

 以下に今後考えられる3つのシナリオを示した。

 ●延期なし

 現段階で恐らく最もありそうにない展開。29日に合意のないまま英国が離脱すれば混乱が起きるし、EUとしても経済的な混乱を起こした「犯人」とされたくはないからだ。