[オタワ 14日 ロイター] - 中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]の創業者、任正非氏はカナダのテレビ局CTVが14日に放映したインタビューで、昨年12月にカナダで逮捕された自身の娘である孟晩舟最高財務責任者(CFO)は逮捕の1カ月前に辞任を考えていたと明らかにした。

任氏はまた、12月1日の逮捕以来、自身と孟CFOとの距離が縮まったと述べた。

米政府は銀行・通信詐欺、対イラン制裁違反などで孟被告を起訴しており、米国への身柄引き渡しを求めている。同被告は不正を否定している。

任氏はCTVに対し「逮捕の1カ月前に孟氏は辞任して別の場所で職に就くことを考えていた。この会社で働くことに彼女は不満があった。ただ、逮捕後に私たちの関係は改善し、彼女は人生の困難について理解するようになった」と述べた。

「昔の彼女は平坦な道をたどっていて、挫折をうまく受け入れることができなかった」と説明した。

また、「孟晩舟氏は罪を犯していない。カナダの法律に違反していない。カナダとファーウェイはともに犠牲者だと考える。この問題は両国の人々に悪影響を与え、両国関係が阻害されたからだ」とした。

さらに、孟CFOは個別ケースであるため、「カナダとファーウェイの関係にいかなる影響も与えるべきではない」と語った。

ファーウェイ製品の安全性に関して懸念があるなか、カナダ政府は第5世代(5G)移動通信網整備の入札で同社の参加を認めるかどうかについて検討している。