今年、いくつか重要な記念日を迎える中国3月7日、今年、いくつか重要な記念日を迎える中国では、一党支配を敷く共産党による政治的忠誠の要求が過熱している。北京の中国国家博物館で昨年11月撮影(2019年 ロイター/Thomas Peter)

[北京 7日 ロイター] - 今年、いくつか重要な記念日を迎える中国では、一党支配を敷く共産党による政治的忠誠の要求が過熱している。

 共産党が「誤った思考」に対して警告を発する中、高官たちは習近平国家主席と同主席の哲学に競って忠誠を誓っている。

 中国は今年、慎重な対応を要する節目をいくつか迎える。学生らの民主化運動が武力弾圧された「天安門事件」から30年、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世のインド亡命の契機となったチベット動乱から60年、さらに10月1日には、共産主義国中国が建国されてから70年を迎える。

 多くの人が命を落とした長い内戦の混乱と革命を経て、1949年に中華人民共和国を建国した中国共産党は、「乱」が起きないよう常に警戒を怠らず、何よりも安定を重視してきた。

「今年は建国70周年を迎える。持続的かつ健全な経済発展と社会の安定を維持する使命には、極めて大きな努力を要する」と、習主席は全国人民代表大会(全人代)が開幕した5日、内モンゴル選出の議員らにこう語った。