インド西部チンチワドで開催された採用フェアに参加した求職者3月12日、サントシュ・グーラブさんはインド西部の中堅大学で電気工学を専攻し、昨年テクノロジーの学位を得て卒業。産業オートメーションの分野で就職先を探すつもりだった。写真は2月、インド西部チンチワドで開催された採用フェアに参加した求職者。黒板に専攻と休職期間が書かれている(2019年 ロイター/Danish Siddiqui)

[チンチワド(インド) 12日 ロイター] - サントシュ・グーラブさん(27)はインド西部の中堅大学で電気工学を専攻し、昨年テクノロジーの学位を得て卒業。産業オートメーションの分野で就職先を探すつもりだった。

 卒業から6ヵ月たった今、グーラブさんはインド西部プネーの町の雑然とした商店で、家庭用ミキサーや扇風機などの家電を修理する仕事をしている。運が良ければ、スクラップ業者から壊れたLED照明を手に入れ、修理して売ることができる日もある。1ヵ月の稼ぎは約50ドル(約5500円)で、ほかの2人とシェアしている自宅の家賃を払うのがやっとだ。

「まだ学費ローンの返済も始められていない」と、グーラブさん。大学の学費として、4000ドル近い借り入れがあるという。

 グーラブさんは、コンピューターコーディングから土木工学まで、インドの教育システムが毎年世に送り出している多数のエンジニアの1人だ。その多くが多額のローンを抱え、専門分野での就職が難しい状況に置かれている。