3月21日、米連邦準備理事会(FRB)は20日までのFOMCで、年内に利上げする公算は乏しいとの考えをはっきり打ち出した。ワシントンのFRB本部で19日撮影(2019年 ロイター/Leah Millis)

[ワシントン 21日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は20日までの米連邦公開市場委員会(FOMC)で、年内に利上げする公算は乏しいとの考えをはっきり打ち出した。これは米国の家計に対する、どうか買い物を続けてくださいというメッセージだ。

 FRBが操作する政策金利が上がれば、他のさまざまな金利も上昇し、クレジットカードの利用や住宅、自動車購入などのコストが増大する。

 ただ20日時点でFOMCの大半のメンバーが想定する年内の利上げ回数はゼロとなり、投資家の間ではFRBの利下げを促すほど景気が減速するかもしれないとの見方も広がっている。

 こうしたFRBのハト派姿勢への転換が家計にもたらす好影響を以下に記した。

借り入れ条件改善

 FRBの金利見通し修正によって10年物国債利回り(長期金利)を含む主要な市場金利が低下し、つれて住宅や自動車を買う際に利用するローンの金利が下がってきている。既に住宅ローン金利は低下基調で、クレジットカードの金利も今後低下するかもしれない。