――筆者のジェームズ・マッキントッシュはWSJ市場担当シニアコラムニスト  ***  一般投資家はよく、有望な企業がすべて非公開のままであり、株式購入の機会が与えられていないと不満をもらしていた。だが、願い事をする時は慎重になるべきだ。  現在、ハイテク分野のユニコーン企業(評価額が10億ドル以上の新興企業)が新規株式公開(IPO)に殺到しており、一般投資家は突然、資金を投じるか否かの選択を迫られることになった。しかし、こうした企業の多くは赤字経営であり、ビジネスモデルに疑問の余地がある。