EU旗と英国旗3月25日、欧州連合の複数の高官は、新たな期限の4月12日以降、英国が合意のないままEUから離脱(ブレグジット)する確率が高まっているとの見方を示した。EU側はそうしたシナリオに向けた準備を完了したという。写真はEU旗と英国旗。ロンドンで1月撮影(2019年 ロイター/Eddie Keogh)

[ブリュッセル 25日 ロイター] - 欧州連合(EU)の複数の高官は25日、新たな期限の4月12日以降、英国が合意のないままEUから離脱(ブレグジット)する確率が高まっているとの見方を示した。EU側はそうしたシナリオに向けた準備を完了したという。

 高官らによると、英国が合意なしに離脱した場合、英国はEUとは無関係の第三国となり、離脱の日をもってEUの法律が適用されなくなる。英国と欧州の関係は、一般的な国際法にのっとったものになる。

 英国との通商には直ちに世界貿易機関(WTO)のルールと関税を適用する。国境での通関手続きのほか、衛生検査や検疫なども実施し、EUの基準に従っているか確認作業を行う。

 英国の企業や団体は、EUから補助金を受けたり、現在の条件のままEUの入札手続きに参加できなくなる。

 英国民はEU市民ではなくなり、域内へ入るには追加の手続きが必要になる。