タイ下院総選挙3月26日、タイ下院総選挙は25日に暫定結果が発表されたが、最終結果の判明には数週間を要する可能性があり、減速傾向にある同国経済にとって新たな不透明要因となっている。バンコクで24日、開票結果を待つ取材陣(2019年 ロイター/Soe Zeya Tun)

[バンコク 26日 ロイター] - タイ下院総選挙は25日に暫定結果が発表されたが、最終結果の判明には数週間を要する可能性があり、減速傾向にある同国経済にとって新たな不透明要因となっている。政局が膠着すれば、財政支出に支障が出て外国人投資家に敬遠されかねない。

 2014年の軍事クーデター以来5年ぶりに実施された総選挙は、親軍政政党と反軍政政党の双方が政権樹立を宣言し、投票の不正も指摘されるなど、混乱に見舞われている。結果が明確になるのは数週間後かもしれない。

 安定政権に速やかに移行し、経済政策や投資プロジェクトが続行されるとの期待は砕かれた。

 ノムラ(シンガポール)のエコノミスト、Charnon Boonnuch氏は「政局不透明感の強い状態が続くだろう。政権樹立が長引き、難航しそうだからだ。投資の見通しが弱まるため、経済成長の下振れリスクになる」と話した。