EU離脱巡り迷走続く3月27日、英国のメイ首相は、議会が3度目の採決で自身の欧州連合(EU)離脱協定案を可決すれば辞任する意向を表明したが、同案に強硬に反対する勢力を翻意させることはできなかった。2017年3月撮影(2019年 ロイター/Peter Nicholls)

[ロンドン 27日 ロイター] - 英国のメイ首相は27日、議会が3度目の採決で自身の欧州連合(EU)離脱協定案を可決すれば辞任する意向を表明したが、同案に強硬に反対する勢力を翻意させることはできなかった。代替案を模索するために行われた投票も不発に終わり、行き詰まりは全く解消されていない。

 メイ首相は与党・保守党の議員会合で、協定案が最終的に可決されれば退陣すると表明、最終手段に打って出た。

 ただ、反対派の一部は態度を変えず、メイ政権に閣外協力する北アイルランドの地域政党、民主統一党(DUP)は首相の案に再び反対票を投じると明らかにした。DUPのフォスター党首はメイ氏が退陣を表明してから数時間後に「われわれは離脱協定案に賛成できない状況にある」と述べた。

 離脱期日は今月29日だったが、EU首脳は前週、離脱協定案が英議会で承認されない場合は4月12日まで離脱日を延期し、それまでに新たな計画を示すか、合意なき離脱を選ぶか決断するよう求めた。