I-PACEの生産は、トヨタ新型スープラなどの生産も行う、欧州オーストリアのマグナシュタイヤー社。日本での年間販売目標については「現状でのレンジローバー(300~400台)と同程度を目指す」という。価格は959万円から。

 日本市場で1000万円クラスの販売台数は年間約2万2000台だ。ジャガージャパンとしてはテスラは当然ながら、欧州ブランドではポルシェマカン、カイエン、さらにメルセデスGLEがI-PACEの競合車となると見ている。

 さらに、ポルシェからタイカン、またアウディがe-tronなど、近年中に欧州プレミアムブランドからのEV販売ラッシュが始まる。

 結局、EVはジャガーを含めた高級路線から市場に広がるのだろうか?I-PACEを試乗しながら、EV普及の今後の動向について改めて考えさせられた。

(ジャーナリスト 桃田健史)

リアビューのデザインでも、ジャガーらしさを強調リアビューのデザインでも、ジャガーらしさを強調 Photo by Kenji Momota