敷地にココナツの木を植える住民4月4日、約1年前に発生したキラウエア火山の大噴火で避難を余儀なくされていたハワイ島カポホの住民らが、変わり果てた「自宅」に帰還し始めている。写真は、敷地にココナツの木を植える住民。1日撮影(2019年 ロイター/Terray Sylvester)

[カポホ(米ハワイ州) 4日 ロイター] - ダリル・クリントンさんは昨年、何週間もずっとハワイ島にある友人宅のデッキの特等席からキラウエア火山を眺めていた。だが、地面の割れ目から噴き出た「溶岩爆弾」がポーチに飛んできて、足を失いかけてからはその地を離れた。

 約1年前、キラウエア火山が歴史的な大噴火を起こし、大勢の住民が避難を余儀なくされ、700以上の家屋が破壊された。クリントンさんは1日、住宅地に続く仮設道路を再開したとのハワイ郡の発表を受け、この友人宅に戻るため車で向かった。

2日撮影(2019年 ロイター/Terray Sylvester)

 クリントンさんと隣人らは現在、ハワイの人たちが「キプカ」と呼ぶ、固くなった溶岩流に囲まれた土地にいる。

 クリントンさんと最近戻ってきた他の住民らは、たとえそこが北米有数の活火山のふもとであろうとも、温暖な気候の中で美しい環境に囲まれ、安く生活できるので戻ってきたと口をそろえる。