参加者同士のつながりが
活動のインパクトを高める

 2つ目は、「個人の社会貢献の見える化」だ。

 同サービスを通じてボランティアやセミナーなどのプロジェクトに参加すると1時間あたり1000コイン、プロジェクトをSNSでシェアすると100コイン、団体へ寄付すると寄付額の10%分のコインがもらえる。活動すればするほどコインが貯まっていく。また、自分の活動内容の履歴もシステムに蓄積されていくため、あとから振り返ることも可能となる。

2月に環境省と横浜市が主催した「行動に着目した社会問題解決のための官民協働フォーラム」にて、「actcoin」についてプレゼンテーションをする佐藤正隆さん。行政からの注目度も高い

 社会貢献活動は本来、自分のためではなく、困っている誰かのための行動だろう。でも、そんな行動をするたびにポイントがもらえたら、ちょっぴり嬉しい気持ちになり、一層やりがいが持てるのではないだろうか。

 そして3つ目は、「参加者全員で起こすインパクトの見える化」だ。

 同サービス利用者同士は、他のSNSのようにプラットフォーム上でつながることができる。この機能の可能性について、非営利業界特化ITベンチャー経営の経験・実績をもとに「actcoin」開発に取り組むソーシャルアクションカンパニー代表取締役の佐藤正隆さんは、大きな期待を寄せている。

「1人でできることはささやかですが、集団を作って一緒にやっていくことで社会に対して大きなインパクトを起こすことも可能です。個人として利用するだけでなく、ぜひ多くの参加者や企業・NPO・行政とつながってほしいと思います」