米ライドシェア最大手ウーバーテクノロジーズは週内にも予定している大型新規株式公開(IPO)を控え、同業リフトと同じ轍(てつ)を踏まないよう対策を講じている。  注目されていたリフトのIPOは、上場初日こそ急騰したものの、その後は初日につけた高値から2割以上値下がりしており、失望を招く結果となった。  ウーバーは目標とする上場時の時価総額を約800億〜900億ドル(約8兆8500億〜9兆6000億円)に引き下げたほか、同社幹部は同じ過ちを繰り返さないよう、引受証券会社とリフトの失敗要因について協議している。関係筋が明らかにした。