対中戦争、トランプ関税のしわ寄せに苦しむのは誰か5月5日、トランプ米大統領は、2000億ドル(約22兆円)相当の中国製品に対する関税を現在の10%から25%に引き上げると表明した。写真はロサンゼルス港に停泊中のコンテナ船。1月撮影(2019年 ロイター/Mike Blake)

[シカゴ 5日 ロイター] - トランプ米大統領は5日、2000億ドル(約22兆円)相当の中国製品に対する関税を現在の10%から25%に引き上げると表明した。

 トランプ政権が関税措置の第1弾を発動した2018年1月以降、米国は2500億ドル相当の中国製製品や他国製も含めた鉄鋼やアルミニウム製品、洗濯機や太陽光発電パネルに関税を課している。

「関税マン」を自称するトランプ大統領は、製品や鉄鋼製品からの税収で国庫が潤っていると主張する。

 米税関国境警備局(CBP)のデータによると、2018年2月以降に課された関税を通じて、米政府は3月中旬までに正味156億ドルを手にした。2018年10月から始まった今年度上半期の関税収入は、前年同期比89%増の347億ドルに達したと、米財務省のデータは示している。