――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  中国企業による最新の新規株式公開(IPO)には、多くの「泡」がありそうだ。  中国コーヒーチェーンでスターバックスに次ぐ第2位のラッキンコーヒー(瑞幸珈琲)。同社は米ナスダック市場へのIPOと、同時に行う穀物メジャーの仏ルイ・ドレフュスを引受先とする第三者割り当てで最大5億6000万ドル(約610億円)の調達を目指している。上場時の時価総額は最大で40億ドルに上るとみられている。  ラッキンコーヒーについては、かなり過大評価されているところがある。