――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーとケーブルテレビ(CATV)大手コムキャストは、21世紀フォックスのメディア資産を巡って争奪戦を繰り広げた一方で、それぞれ相当な比率を出資する動画配信サービス大手フールー(Hulu)については、ぎこちないパートナー関係が続いていた。コムキャストには保有し続ける理由があった。中でも大きかったのは、安定した受動的収入を得られるほか、ディズニーの目の上のこぶになれることだ。だがライバル同士のパートナーシップはついに終幕を迎える。