大手銀行グループ5月15日、三菱UFJフィナンシャル・グループなど大手銀行グループが発表した2019年3月期決算は、市場部門の収益で明暗が分かれた。都内で昨年4月撮影(2019年 ロイター/TORU HANAI)

[東京 15日 ロイター] - 三菱UFJフィナンシャル・グループなど大手銀行グループが15日発表した2019年3月期決算は、市場部門の収益で明暗が分かれた。三菱UFJが大幅減益、みずほフィナンシャルグループが赤字に沈む一方、三井住友フィナンシャルグループは増益を確保した。20年3月期も市場環境は厳しく、運用の巧拙がグループ全体の収益を左右する事態も想定されそうだ。

頭1つ抜き出た三井住友

 19年3月期の各銀行グループの市場部門の業務純益(三菱UFJは営業純益)は、三井住友が前年同期比2.1%増の2985億円となる一方、三菱UFJは同26.0%減の2512億円、みずほは136億円の損失(前年同期は1857億円の利益)となった。

 市場部門の業務範囲が各グループで異なるため、一概に横並びの比較はできないものの、三井住友が競争を制した格好だ。