米大統領選の民主党候補指名争い、バイデン氏優勢5月17日、来年の米大統領選に向けた民主党候補指名争いは、バイデン前副大統領(76)が支持率で他の候補を大きく引き離し、予想外に好調な滑り出しをみせた。写真はフィラデルフィアで18日撮影(2019年 ロイタ/Jonathan Ernst)

[ワシントン 17日 ロイター] - 来年の米大統領選に向けた民主党候補指名争いは、バイデン前副大統領(76)が支持率で他の候補を大きく引き離し、予想外に好調な滑り出しをみせた。

 ただバイデン氏は今後、党内急進左派からの攻撃や過去の失言の蒸し返しに足元をすくわれる恐れもある。対立候補にとってはまもなく始まる候補者討論会がバイデン氏のリードをつぶす最初の好機となる。

 リアル・クリア・ポリティクスによると、各種世論調査による民主党候補指名争いの平均支持率はバイデン氏が約40%で、2位のサンダース上院議員を20%ポイント以上上回っている。

 大統領選の戦略に詳しい複数の専門家は、他の候補者間で最終的に対抗馬の絞り込みが進むが、バイデン氏は優勢を維持するとみている。

 これは(1)民主党の指名争いで候補が乱立し、バイデン氏の対立候補を1人に集約するのが難しい(2)有権者が現職大統領の対抗馬に選ぶ場合にリスクを避けようとする傾向がある─という2つの理由からだ。