V型エンジンの場合は、両側バンクそれぞれにPM除去フィルターなど排ガスの後処理装置が必要になるが、直列エンジンなら1セットで済む。欧州は今後、直3/直4/直6といったガソリンエンジンが主流になりそうなムードだ。

 一方、ディーゼルエンジンの場合は、ガソリン車以上に排出ガスの後処理装置が複雑であり、V型のディーゼルユニットは排出ガス規制をクリアするためのコストが大きくなる。そのためV6を直6に見直したり、直6と同じ骨格を使って設計を共有する直5に置き換える動きが始まった。

 こうした技術トレンドを見ていると、マツダが高級車をFR直6化するのは実に論理的な選択といえる。

(報告/牧野茂雄、まとめ/CAR and DRIVER編集部)