日本商工会議所の三村明夫会頭5月30日、日本商工会議所の三村明夫会頭は、ロイターとのインタビューで、消費税増税を巡って安倍晋三首相の周辺から延期を示唆する発言が出たことについて「増税まであと数ヵ月に迫る中で、上げない選択はあり得ない」と述べ、予定通り実施すべきとの考えを示した。写真は2007年12月に東京で撮影(2019年 ロイター/Kim Kyung Hoon)

[東京 30日 ロイター] - 日本商工会議所の三村明夫会頭は、ロイターとのインタビューで、消費税増税を巡って安倍晋三首相の周辺から延期を示唆する発言が出たことについて「増税まであと数ヵ月に迫る中で、上げない選択はあり得ない」と述べ、予定通り実施すべきとの考えを示した。インタビューは29日に実施した。

 世界経済の現状は「決してリーマン・ショック級とは言えない」との認識を示した。中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)の禁輸措置に伴う日本企業への影響に関し、全体として抑制的との見方も併せて示した。

 最低賃金引き上げ論議に対しては「『数字ありき』では、かえって設備投資などが抑制的になりかねない」と、政府の対応をけん制した。一方、日銀が目指す物価2%目標に触れ、「将来的には必ずしも2%にこだわらない柔軟な金融政策も必要」と語った。

 主なやり取りは以下の通り。