1989年6月5日、北京で戦車の前に立ちはだかる男性5月26日、中国のインターネットにとって最もセンシティブな日である6月4日が近づいてきた。写真は1989年6月5日、北京で戦車の前に立ちはだかる男性(2019年 ロイター/Arthur Tsang)

[北京 26日 ロイター] - 中国のインターネットにとって最もセンシティブな日である6月4日が近づいてきた。北京の天安門広場で、民主化を求める抗議活動を行った人々が武力制圧され流血の大惨事となった天安門事件の30周年記念日を前に、中国では自動検閲システムがフル稼働している。

 中国のインターネット企業の検閲担当者らによると、1989年の天安門事件に関連するコンテンツを検出・ブロックするツールの正確性は、機械学習や声紋・画像認識技術に支えられ、過去比類のないレベルに達しているという。

 メディアとの接触は禁じられているため匿名で取材に応じた北京字節跳動科技(バイトダンス)の検閲担当者は、「私たちは時折、人工知能(AI)は外科用メスで、人間は『なた』のようなものだと言っている」と語った。

 バイトダンスの従業員2人によると、天安門事件の検閲は、台湾やチベットといった他のセンシティブな話題と同様、現在は大半が自動化されているという。

 天安門事件にまつわる日付、画像、名前などを含む投稿はすべて自動で拒否される。