「有名大企業に入社して…」
会社自慢・勝ち組アピールがくどい

 まずは、モンスター度・初級(「筆者が集めたエピソードの中では比較的軽度であり、初級と分類してみた」と補足しておく)の事例から見ていきたい。

「大手企業で出会って結婚した新郎新婦の結婚式に参加して、この新郎新婦、ちょっとないかも……と思った事例です。

 めでたい席なので、多少は仕方ないかなとは思いますが、『自分たちは有名な大企業に勤める勝ち組』というアピールがやたらと多くて鼻につきました。

 例えば、紹介VTRでの『2人が出会ったのは、知らない人はいないあの〇〇』というようなコピー。

 最初はギャグなのかと思いましたが、何度も繰り返されるし、同僚席だけがはしゃいでいるし、その企業に対する嫌なイメージしか残らなかったです」(30代女性)

 内輪ネタは内輪でやってほしい、と感じるゲストも多かったのではないだろうか。新郎新婦が勤める企業以外で働くゲストに疎外感を与えた可能性もある。

 嫌味だなあ、しつこいなと思ったゲストがいてもおかしくない。ゲストへの気遣いをすっかり忘れている、と思われてもおかしくない事例だ。

お色直し2回で
披露宴会場にほとんどいない新婦

 もう1件、モンスター度・初級(筆者独自の判断)の事例を紹介する。

「30代半ばで参加した結婚式でのこと。私は新婦側の大学時代の友人として呼ばれて行きました。

 同級生の新婦は1年婚活した末に、ようやく出会った相手との結婚が決まり、結婚式をとても楽しみにしていました。私も仲が良かった彼女が結婚するのはうれしく、自分のことのように楽しみにしていたんです。

 でも彼女、張り切りすぎたのか、結婚式に多大な憧れがあったのか、お色直しが2回もあって、会場にいる時間がほとんどなくて。他の女友達とも、写真をたくさん撮ろうと話していたのですが、結局そんな時間はほぼ作れなくて……。

 ドレスから和装へのお色直しだと、30分くらいかかるんですよね。主役不在で、ただただ待たされるだけの時間が長くて、ゆっくり話す時間すらありませんでした。愚痴を言いながら帰宅したのを覚えています」(40代女性)