6月10日、内閣府が発表した1-3月期実質国内総生産(GDP)2次速報値は前期比0.6%増となった。写真は川崎市の京浜工業地帯で2016年8月に撮影(2019年 ロイター/Kim Kyung Hoon)

[東京 10日 ロイター] - 内閣府が10日発表した1-3月期実質国内総生産(GDP)2次速報値は前期比0.6%増となった。年率換算では2.2%増で1次速報から上方修正された。1次速報は前期比0.5%増、年率2.1%増だった。民間設備投資は前期比0.3%増(1次速報は同0.3%減)とプラス転化した。

 ロイターの予測中央値は前期比0.5%増、年率2.1%増、設備投資0.5%増だった。

 ただ、小数点以下を細かく見ると、前期比は1次速報の0.52%増に対して、2次速報は0.55%増となっており、ほぼ変化ないと言える。設備投資が上方修正された一方で、民間在庫の寄与度は0.13から0.06に下方修正された。

 内閣府幹部は、GDP2次速報を受けて「景気認識は1次速報時と変わりない」と述べている。設備投資は、卸売り、小売り、サービス業など非製造業関連が上方修正されており、弱めな製造業に対して、非製造業がしっかりしている構図だ。

 GDPデフレーターは、前年同期比プラス0.1%だった。1次速報では同プラス0.2%だった。

 2018年度の実質GDPは、1次速報の前年比0.6%増から同0.7%増に上方修正された。外需の寄与度はマイナス0.1、内需寄与度はプラス0.8。設備投資は前年比3.5%増、個人消費は同0.4%増となっている。

(清水律子 編集:石田仁志)

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