[東京 19日 ロイター] - ソフトバンクグループ<9984.T>の孫正義会長兼社長は19日の定時株主総会で、自身が目指す姿について、AI(人工知能)革命の指揮者になりたいと述べた。

孫社長は、オーケストラにおける指揮者の役割について触れ「指揮者は何も演奏していないが、すべてを演奏しているといっても過言ではない」と説明。AI革命の演者である専門家集団に投資することで、指揮者として投資先がシナジーを発揮できるエコシステムを確立したいと強調した。

そうした成長性のある企業に投資する10兆円規模のファンドについては「ファンド1の投資が終わったら、ファンド2に移行する」と述べ、第2弾となるファンドの設立をあらためて表明した。

孫社長は、過去を振り返ると経営者の大ボラが日本の活力になっていたとし、「今の日本に欠けているのは大ボラの精神ではないか」と指摘。「大ボラと言うと悪い言葉のように聞こえるかもしれないが、英語に直すとビッグビジョンだ」と述べ、高い志を持つことの重要性を訴えた。

*内容を追加しました。

(志田義寧 編集:内田慎一)