<農業>

 ・アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(ADM)

 第4・四半期の調整後営業利益が1億8300万ドルと前年比30%落ち込んだ。対中貿易戦争でソルガムと大豆のオリジネーション(集荷・輸出)事業が打撃を受けたため。

 ・ブンゲ

 米中貿易戦争が回避されるとの見通しに基づいた大豆取引で昨年8月、時価評価で1億2500万ドルの損失を発表した。

 ・カーギル

 3月に米中通商紛争の激化や他のサプライチェーンの混乱がオリジネーションや加工などの部門の収益を引き続き押し下げたと発表した。

勝ち組

 <鉄鋼>

 ・ニューコア

 関税引き上げが追い風となり、18年の利益と出荷量が過去最高を更新した。ただ、先月には鋼板の平均販売価格の下落や建設セクター顧客への出荷の遅れを理由に、第1・四半期利益が市場予想を下回るとの見通しを示した。鉄鋼は輸入関税引き上げで国内の生産が増加し、価格が下落している。

 <農業>

 ・JBS

 ブラジルのJBSは、米中通商紛争の激化を背景に中国向けの食肉輸出を増やすことができた。中国向け輸出におけるシェアは16年と17年は21%だったが、18年は24%余りに上昇した。

 ・ルイ・ドレフュス

 米中通商紛争で昨年は大豆関連事業が拡大し、取引のチャンスが生まれたと発表した。ブラジルからの大豆輸出量は過去最高を記録し、利益は前年比で12%増えた。

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