財務3表と聞いて、「数字の羅列かあ」とうんざりした気持ちになる人は少なくないはず。だが、気負う必要はない。ビジネスパーソンとして最大の結果を出すためには、目の前の財務3表が言わんとすることを「ざっくり読む」ことができればいい。本特集を読めば、財務3表をざっくり読むことができるようになるはずだ。

 財務3表は、さらっと要点をつかむだけでじゅうぶんなのだ。実際、一部の指南本は簿記や仕訳の解説から始まっていて、読み始めて数ページで退屈だと感じてしまう。しかし、経理部門などに配属された人を除き、多くのビジネスパーソンにとって簿記や仕訳の知識は必要ない。というのも、経理や財務の部門で働く人と違って、財務3表を自分で「作る」能力は必要ないからだ。財務3表が言わんとすることを「ざっくり読む」ことは、最低限のルールさえつかんでしまえば、誰にでも簡単にできる。

財務3表はなぜつくられるのか?
財務3表は何を表しているのか?