独自の教育イノベーションを通して、
21世紀の社会で活躍できる力を育成

佐野日本大学中等教育学校

建学の精神である「自主創造」に基づいて、“自ら学び、自ら考え、自ら道を拓く”ことを重視してきた佐野日大。2020年の教育改革に対応して、今年度、新たに教育イノベーションを実行。三つの柱を軸に、佐野の地から世界に羽ばたく人材の育成を目指す。

佐野日本大学中等教育学校
小倉宏明校長

 栃木県内をはじめ、群馬県、埼玉県、茨城県など広い地域から生徒を集める佐野日大。中等教育学校は6年間の一貫教育で、高校受験に追われずゆとりを持って学ぶことができる。そのメリットについて小倉宏明校長は、「学年横断的に効果的な教育カリキュラムを編成でき、6年間継続的に生徒の状態を把握して指導できること」と説明する。

 今年度、同校は2020年の教育改革に対応して、“21世紀の社会で活躍できる「人間力」を育てる”というスローガンを掲げ、教育目標として「Humanity」「Global」「STEM(ステム)」という三つの柱を立てた。まず「Humanity」では、学力を伸ばすために、テストごとにPDCAサイクル※※を実施。授業の内容を定着させる“放課後ターゲットゼミ”で、きめ細かな指導を行う。教育改革の「思考・判断・表現力」の育成については、校訓「自主創造」に基づいて創立以来実践してきた分野で、農村・漁村体験などの体験学習や、外部講師の招聘、「論理エンジン」教材などの利用を通して、リベラルアーツの力を育ててゆく。

 ユニークなのは、勉強以外の「一人一活動」を奨励している点だ。生徒は6年間を通じて打ち込めるものを見つけ、全国の舞台で活躍する。昨年度は全国学生書道展覧会で最高賞である文部科学大臣賞を受賞した女子生徒や、高校生英語弁論大会で国際協力機構理事長賞を受賞した男子生徒、国民体育大会の馬術少年の部で第6位に入賞した女子生徒がいた。これらの活動は、特別活動の記録としてeポートフォリオとしても活用される。

※「STEM」……Science、Technology、Engineering、Mathematics
※※「PDCAサイクル」……Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善) の 4段階を繰り返すこと

佐野の地から世界に
羽ばたく人材の育成を

 「Global」では、英語4技能の教育を強化。ネイティブの授業を少人数制にし、英検資格取得や国際交流にも力を入れる。「今年度からはハンガリーを加えて世界6カ国の姉妹校と提携を結び、活発に交流を深めています。さらにニュージーランドへの3カ月のターム留学も新設。グローバルな視野に立って物事を考えられる人材の育成を図ります」(小倉校長)

 そして「STEM」では、社会に出る前の子どもたちが、Society 5.0の舞台で活躍できるよう、充実した理数教育を行っていく。具体的には、コンピューターを使ったEdTech教育を軸に、日大理工学部と連携した高大連携の活動や、プログラミング教育、理科探究活動などを積極的に行う。昨年度は理科探究活動の一環で、JAXAが開催する体験学習プログラム「君が作る宇宙ミッション」に、ある男子生徒が課題の解決策を提案。JAXA相模原キャンパスでのプログラムに参加した。

 「本校では、希望進路の実現と、佐野の地から世界に羽ばたく人材の育成を目指し、生徒一人一人の学力や個性を伸ばすことに力を入れています」と語る小倉校長。広々とした自然豊かなキャンパスで、生徒は自らの可能性とゆっくりと向き合える。

勉強以外では、6年間継続して取り組む「一人一活動」を奨励。写真は2018年全国高等学校総合文化祭に栃木県代表として選抜された「和太鼓部」
佐野日本大学中等教育学校
http://ss.sanonihon-u-h.ed.jp/

学校データ

佐野日本大学中等教育学校
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