「人生100年時代」と言われていますが、「今までどおりの過ごし方で100歳まで健康に生きられる人はほとんどいないだろう」と書籍『スゴレッチ』の著者、萩原健史氏は言います。
なぜか? それは、そもそもの体に対する考え方、やり方を、私たちは知らないからです。
この連載では、主婦、ビジネスマン、医師、アスリート、施術者など、口コミだけで5万人を集め、あらゆる悩みを解決してきた治療家・萩原氏に「現代人の健康法の間違い」と、「正しいセルフケア」について聞いていきます。
あなたの体、今のままで大丈夫ですか!?

――これまで5万人の施術をされてきて、近年は反り腰や内巻き肩が原因で体型を崩したり、頭痛や不眠、女性では子宮筋腫などを起こす人が増えているという話でした。では、どうしたらその症状を改善して健康になれるのかをここでは聞いていきたいと思います。
萩原先生、よろしくお願いします!

(参照 第1回「なめてはいけない『反り腰』の怖さ! お腹ぽっこり、O脚、子宮筋腫の意外な原因」

この記事を含めて、今は健康情報だらけですからみなさんそれぞれに対策を打っていることも多いと思います。
私の患者さんには「運動」「トレーニング」「エステ」「ヨガ」「食事法」「サプリ」など健康に細かく気をつかっている「健康マニア」な方々も多いのですが、実は、そういう人ほど健康状態がよくなかったりします。

――そんなに気をつかっているのに不健康!? どういうことでしょうか?

あるビジネスマンの方で、仕事をバリバリやるかたわら、体力をつけようとジムやパーソナルトレーニングでハードに鍛え上げ、週末はマラソンやトライアスロンに精を出すまさに「健康オタク」な人がいました。
しかし、その人が突然心筋梗塞で倒れてしまったんです。
最近は特に、このように「何であの人が!?」と言われるような健康に気をつかっている人が突然心筋梗などの大病を患うことが増えてきているんです。

――もともと持病を持っていたというわけではなく、急にですか?

はい、急にです。
というのも、現代人の多くは「体をよくしよう」と考えたときに「トレーニング」や「食事改善」など、今の生活に何かを足す「足し算」的な健康法を選ぶ人がほとんどなんです。

――たしかにそうですね。では、トレーニングや食事改善がよくないと?

いえ、トレーニングも食事も、またヨガやエステなども、それぞれ単体で見れば非常にいいものです。
しかし、問題は取り入れる「順番」です。