英次期首相のEU離脱対応シナリオ6月24日、次期英首相は欧州連合(EU)離脱という難題を担うことになる。写真はロンドンで18日撮影(2019年 ロイター/Peter Nicholls)

[ロンドン 24日 ロイター] - 次期英首相は欧州連合(EU)離脱という難題を担うことになる。

 選択肢は(1)議会が批准するような新離脱案でEUと合意する(2)EUとの合意なしに離脱する(3)離脱を延期する──の3つに絞られる。

 EUが延期に合意し、英議会が法律を変えない限り、英国は現行の法律に基づき10月31日にEUを離脱する。

 次期首相の最有力候補はジョンソン前外相となっているため、ジョンソン氏の下で想定されるシナリオをまとめた。

 (1)新合意に向け交渉

 メイ首相がEUと昨年合意し、英議会に拒否された離脱案について、ジョンソン氏はEUとの再交渉を望んでいる。しかしEUは、英首相が変わっても、最も重要な離脱移行期間に関わる部分の再交渉に応じない姿勢を明確にしている。