参院選、消費税で与野党対立 勝敗ライン下げる自民7月2日、令和時代に入って最初の国政選挙となる参院選が4日公示され、21日の投開票日に向けて選挙戦が展開される。写真は2009年7月都内で撮影(2019年 ロイター)

[東京 2日 ロイター] - 令和時代に入って最初の国政選挙となる参院選が4日公示され、21日の投開票日に向けて選挙戦が展開される。与野党の主張が対立しているのは、10月から実施される消費増税。与党は引き上げで幼児教育無償化などの財源に充てることを強調、野党は消費減退リスクを掲げ、引き上げ延期を主張している。ただ、憲法改正や年金問題では与野党の主張がねじれ、「争点ぼけ」の可能性も残る。

 勝敗ラインは、安倍晋三首相や菅義偉官房長官が非改選を含めた全定数の過半数を主張。大幅に水準を引き下げているのに対し、与党内の一部には10議席台の議席減少なら選挙後の安倍政権の求心力に陰りが出るとの声もある。

増税、与党内にも異論

 最大の争点は消費税だ。安倍首相は6月30日の党首討論会で「10月から幼児教育・保育を無償化し、高等教育を無償化する。そのためにも安定財源である消費税が必要だ」と述べ、予定通り引き上げる方針を明言した。