[16日 ロイター] - アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>は15日に開始した米国の有料会員向けセール「プライムデー」で、買い物を手助けするための同社アプリ「アマゾンアシスタント」を新規インストールした人に、10ドルのクレジットを提供するキャンペーンを行っている。

アマゾンアシスタントは適切な情報を届けるため、ユーザーのサイト閲覧履歴などを追跡する必要があり、アマゾンはこうしたデータ収集をする旨をはっきりと記している。ただ同社は、これらのデータを買い物支援とは関係なく、全般的なマーケティングや製品、サービスの向上に活用ができる。

同社の広報担当者は「顧客の信頼はアマゾンにとって最も重要であり、われわれは顧客のプライバシーについて非常に真剣に取り扱う」と述べ、データ収集はユーザーが訪問する「われわれが関連する製品やお勧めのサービスを用意している可能性がある」サイトを対象としていると説明した。

ただ米議会では最近、巨大IT企業によるデータ収集活動への警戒感が広がっている。先月には上院で巨大IT企業に対して、ユーザーから集めたデータの情報とその金銭的価値を開示することを求める法案が提出された。