[17日 ロイター] - 米マイクロソフト<MSFT.O>と米通信大手AT&T<T.N>は17日、クラウド分野での提携で合意したと明らかにした。関係筋によると、合意は複数年にまたがり、20億ドル強相当という。

AT&Tがマイクロソフトのクラウドコンピューティングサービス「アジュール」を活用し、社員26万8000人超の大半がクラウド型業務ソフト「オフィス365」を使う。

両社はエッジコンピューティング分野でも連携する。マイクロソフトの技術をAT&Tの第5世代移動通信システム(5G)網に導入し、ドローン向け航空管制システムなどデータ送信の遅れを極限まで少なくすることが求められる分野に応用する。

アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>のアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)から市場シェアを奪いたいマイクロソフトにとって、今回の合意は大きな勝利。エッジコンピューティングサービスの販売提携先を勝ち得たことにもなる。

調査会社ガートナーのアナリストは、合意に含まれる5Gやエッジコンピューティング分野の重要性について、材料に乏しくまだ評価できないと指摘した。