[パリ 18日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビルロワドガロー仏中銀総裁は18日、世界の金融規制当局がイノベーションのために顧客のセキュリティーを犠牲にすることはないと述べた。

17日に始まった主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議では、フェイスブック<FB.O>が発表した仮想通貨「リブラ」導入計画を巡り、まずは厳しい規制上の問題を克服する必要があるとの考えが示された。

同総裁は放送局BFMビジネスに対し「金融規制当局はイノベーションに好意的だが、それが顧客のセキュリティー低下につながることはない」と発言。リブラを巡る問題について10月までに「答え」を出したいと述べた。

リブラを巡っては、資金洗浄(マネーロンダリング)に関する法規制の順守や、取引・個人データのセキュリティーの確保が必要との声が上がっているほか、通貨の発行といったこれまで政府の役割とされてきた分野に巨大ハイテク企業が進出することへの懸念が浮上している。