多くの企業がグローバル化を進める重要性を理解しているが、海外市場に進出するだけでは、グローバルブランドを築くことはできない。グローバル化を企業文化に昇華して、従業員が日常業務で「グローバル思考」を実践できるように促す必要がある。それを実現する5つの方法を示す。


 多くの会社が「グローバルになる」と言うけれど、海外市場に進出するだけでは、強力なグローバルブランドは築けない。海外市場で成功し、異文化リスクを回避することも重要だ。

 経営陣は、できるだけ大きな市場シェアを握るために、支店を増やして、現地の言語や通貨をサポートすることに力を入れがちだ。だが、同時に、会社のオペレーションも完全にグローバル化させる必要がある。

 そのためには、企業文化と日常業務にグローバル思考を取り入れなくてはいけない。これはけっして簡単なことではないが、組織のグローバルな成長を促すために、手始めにやれることがいくつかある。