[台北 13日 ロイター] - 台湾の鴻海精密工業(フォックスコン)<2317.TW>が13日発表した4─6月期決算は2.5%の減益となったものの、アナリスト予想ほどは落ち込まなかった。

4─6月期の純利益は170億5000万台湾ドル(5億4200万米ドル)。リフィニティブがまとめたアナリスト14人の予想平均は160億1000万台湾ドルだった。前年同期は174億9000万台湾ドルの利益を計上。フォックスコンは減益の理由について明らかにしていない。

台北に本拠を置くフォックスコンは米アップル<AAPL.O>の米市場向けのiPhone端末を中国で製造。米国の対中関税措置で影響を受ける可能性がある。

台湾の富邦リサーチのアナリスト、アーサー・リャオ氏は決算発表前、米国の対中追加関税措置の影響を回避するためにフォックスコンはアップル製品の製造拠点をベトナムとインドに移転させる可能性があるとし、「部品を中国から鉄道で運べるため、ベトナムに移転させる公算が大きい」との見方を示した。