[19日 ロイター] - 米連邦取引委員会(FTC)のシモンズ委員長は、米フェイスブック(FB)<FB.O>による傘下の写真共有アプリのインスタグラムとメッセージアプリのワッツアップの機能を統合しようとする計画について、FB分割の試みを妨げかねないとの見解を示した。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が19日報じた。

シモンズ氏によると、FTCが独占禁止法(反トラスト法)違反の疑いでFBを調査する中で、あらゆる選択肢が検討されている。しかしFBのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が主要3ブランドの統合化を進めようと狙っていることで、状況は複雑になる可能性があるとしている。

同氏は「彼らが別々の事業の体系とインフラを維持するなら分割ははるかに容易だろう」と語ったという。

FBはインスタグラムを2012年に、ワッツアップを14年に買収し、いずれも現在の利用者は10億人以上。

FBは個人情報保護や、ワッツアップとインスタグラムによる個人情報の処理方法を巡り、世界中で規制当局から厳しい監視にさらされている。