スコットランドのアバディーンの牧場を訪問したジョンソン首相9月10日、英国は10月末の期限に合意があってもなくても欧州連合(EU)を離脱すると主張するジョンソン英首相にとって、その公約を実現する道が狭まってきた。写真はスコットランドのアバディーンの牧場を訪問したジョンソン首相。6日、代表撮影(2019年 ロイター/Andrew Milligan)

[ロンドン 10日 ロイター] - 英国は10月末の期限に合意があってもなくても欧州連合(EU)を離脱すると主張するジョンソン英首相にとって、その公約を実現する道が狭まってきた。

 英議会では、10月19日までに議会が受け入れられる新たな合意案をジョンソン氏がまとめるか、合意なき離脱を議会が承認しない限り、同氏に来年1月末まで離脱期限を延期するようEUに要請することを義務付ける離脱延期法を可決した。

 ジョンソン氏は、過半数議席を獲得して必要なら合意なき離脱を実現する道筋を付けようと、総選挙の前倒しを2回提案したが、いずれも議会で否決されてしまった。

 では次にジョンソン氏が打てるのはどんな手だろうか。

 ◎新たな合意

 ジョンソン氏は、10月17─18日に開催されるEU首脳会議でEU側が新たな離脱案を提示するよう働き掛けると表明している。もしこれまでと違う条件を勝ち取り、英議会がそれを承認すれば、10月末に合意を伴うEU離脱が可能になる。