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いまや自分一人の力で完結できる仕事など、ほとんどない。チームで仕事をするメリットに目が向けられることは多いが、過度のストレスによってメンバーの心身の健康が損なわれ、生産性が低下したり、離職率が上昇したりという結果を招くこともある。マネジャーも従業員も、チームワークの「負の側面」を理解して、積極的に対処することが必要だ。


 今日、ほとんどの仕事はチームで行われる。チームワークは革新的なアイデアや好成績へとつながる一方、ストレスになることもある。対立が起きる、互いに依存しすぎる、チームの功績に対して正当な分け前をもらえない人が出る──。チームをうまく稼働させるには、多大な調整コストがかかる。

 だがこれまでの研究では、チームワークがどれだけストレスになるか、そのストレスはどこから生じやすいのかについて、多くは語られてこなかった。