【ワシントン】ドナルド・トランプ米大統領が政敵のジョー・バイデン前副大統領に関する調査を行うようウクライナに働きかけた問題で、ゴードン・ソンドランド駐欧州連合(EU)大使はトランプ氏を批判した。また、ウクライナ問題で顧問弁護士のルディ・ジュリアーニ氏と協力するようトランプ氏に指示され、自身や複数の米政府高官は「失望した」と述べた。  ソンドランド氏は17日、下院の弾劾調査の一環として委員会で証言。同氏の発言内容は準備した証言原稿によるもので、証言は非公開となっている。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は同氏の冒頭陳述の原稿の写しを確認した。